内側側副靱帯損傷
膝関節の内側に持続的な痛みや違和感を覚え、普段の生活や運動に支障を感じていませんか?
とくに、歩き始める一歩や階段の昇降時、あるいはスポーツ中の方向転換や衝突後に不安定感が続く場合、内側側副靱帯(MCL)損傷という膝のトラブルが潜んでいる可能性があります。
内側側副靱帯は膝を安定させる重要な役目を果たし、日常動作からアスリートのプレーまで、多くの場面でスムーズな膝の動きを支えています。
この部位に不具合が生じると、歩行の安定性を欠き、足を踏み出すたびに不安や痛みが伴うようになることも珍しくありません。
- 膝の内側が刺すような痛みで不快
- 最初の一歩を踏み出すとき、あるいは段差を上り下りする際に膝が揺らぐ感覚がある
- スポーツ中、内側方向へ強い力が加わった後から膝周囲の痛みが抜けず、思うように動けない
- 膝が腫れたり内出血が見られ、押すと痛む箇所がある
- 曲げ伸ばしがスムーズにできず、膝を伸展・屈曲する動きに制限や恐怖感がある
もし、これらの症状に心あたりがあれば、内側側副靱帯にダメージが及んでいる可能性があります。
このような損傷は早期に対処すれば回復が見込めますが、放置すると慢性化したり、改善までに時間がかかったりすることがあるため、専門的なケアを受けることが賢明といえるでしょう。
なぜ内側側副靱帯が傷つきやすいのか?|島根県松江市のみどり整体グループ
内側側副靱帯は膝の内側に位置しており、膝関節の曲げ伸ばしや足首の動作を安定させる働きを担っています。
この靱帯が損傷する主なパターンとして、外部から膝内側へ強烈な圧力が加わったり、急激な方向転換や不安定な足場で膝がひねられたりする状況が考えられます。
1. スポーツによる衝突・急停止・方向転換
サッカーやラグビー、バスケなど、接触プレーや素早い動きが求められる競技では、思わぬ相手との接触や急ブレーキ動作が膝に強い負担を与えます。
スキーやスノーボードでも、不意の転倒や軌道修正によって膝をねじることがあります。
2. 日常生活での不測の事態
段差につまずいたり、階段から足を踏み外したり、あるいは交通事故など突発的なアクシデントによって膝が急激な内側ストレスを受けると、内側側副靱帯がダメージを受けることがあります。
3. 繰り返し加わる小さな負荷の蓄積
ランニングやジャンプなど同様の動作を長期的に続けていると、膝周辺組織に微小なストレスが蓄積します。
その結果、わずかな負荷でも靱帯を損傷しやすい脆弱な状態に陥ることがあります。
4. 筋力と柔軟性の低下
太ももやお尻周りの筋肉が弱体化したり、関節可動域が狭まったりすると、衝撃吸収力が低下して膝に過度の負担が集中します。
その結果、内側側副靱帯に過大なストレスがかかってしまうのです。
なぜ思うように治らないことがあるのか?|島根県松江市のみどり整体グループ
回復がスムーズに進まないのは、いくつかの背景が考えられます。
• 初期ケア不足
軽い痛みや違和感を放置し、そのまま日常生活を送ると、損傷部位が休まる機会を失い、さらに悪化することがあります。
• 負荷軽減の欠如
痛いながらもスポーツを続けたり、仕事で膝を酷使すれば、治癒過程は遅れがちです。
• 身体全体のバランス不良
膝そのものだけでなく、骨盤や足首、背骨など、他部位の歪みやアンバランスさが膝関節に不適切な圧力をかけることがあります。
• リハビリ不足
回復期に適切なトレーニングやストレッチを行わず、筋力・柔軟性が十分に戻らなければ、再発や長期化のリスクが高まります。
当院での対策と回復プロセス|松江市のみどり整体・あおい整体
当院では、一人ひとりの症状や生活背景を踏まえながら、最適な施術計画を組み立てます。ポイントは、患部だけでなく全身のコンディションにも目を向けることです。
膝に痛みがある方は、多くの場合、他の部位で代償的な動作が生まれ、骨盤や背骨、股関節、足首などにも影響が及んでいる場合が少なくありません。
【軽傷例】
症状が軽度なら、まずは安静を確保し、必要に応じてサポーターやテーピングで膝をサポートしていただきます。
腫れや痛みに対して適度な冷却を行い、炎症を早期に取り除き回復を早めます。
ただし、過剰な冷却は筋肉を硬直させるため、専門家の指導のもと適度な頻度と時間を守ることが肝心です。
【重度例】
完全な断裂など深刻なダメージが見られるケースでは、医療機関での精密検査や手術が検討されます。
術後は、しっかりとしたリハビリプランに基づき筋力強化や可動域改善を図ります。
当院では、そうした術後リハビリ時期に全身的なバランス調整を行い、正常な重心位置を取り戻すことで、回復スピードを向上させ、再発を防ぐサポートに力を入れています。
回復までのおおよその目安
回復期間は個人差が大きく、損傷の程度や年齢、日常習慣、セルフケアの実践度によって左右されます。
軽度なら2~4週間程度で改善の兆しが見えてくることが多く、慎重にケアしながら段階的なリハビリを行えば、日常生活への早期復帰が可能です。
一方、重度のケースでは、4~8週間以上、さらに手術が必要なほど深刻な場合は3~6ヶ月ほどを要することがあります。
当院では、長期的な視点で施術に取り組み、患者様に安心してリハビリ・調整期間を過ごしていただけるよう努めています。
焦らず、着実なステップを踏むことで、膝関節の正常な機能を確立し、再び快適な動きができるようお手伝いします。
松江市のみどり整体・あおい整体の特徴
当院は、豊富な経験を持つスタッフが丁寧なヒアリングを行い、個々の身体特性や生活習慣を考慮したオーダーメイドの施術計画を提案します。
膝の痛みは表面的な症状であっても、その背景には骨盤の歪み、筋肉バランスの乱れ、足や足首関節のズレ、内臓の不調など多面的な要因が関わっています。
私たちは、単に痛みを和らげるだけでなく、その原因を探り、根本的な改善を目標としています。
施術後には、再発予防のための日常生活のアドバイスや、自宅で簡単に行えるストレッチ・トレーニング法をお伝えします。
こうしたセルフケアを習慣化することで、症状の再発防ぎ、良好なコンディションを持続しやすくなります。
あなたの膝を、もう一度信頼できる状態へ
内側側副靱帯損傷によって生じる不安定感や痛みは、生活の質を著しく低下させるものです。
しかし、適切な対処と骨盤矯正と整体、そして地道なリハビリによって、本来の動きを取り戻すことは十分に可能です。
松江市のみどり整体・あおい整体は、経験と知識を活かし、膝トラブルに悩む方々が再び自信を持って一歩を踏み出せるようサポートいたします。
もし膝の違和感や痛みでお困りでしたら、一度ご相談ください。私たちは、皆様が健康で快適な日々を再び手に入れられるよう、真摯にお手伝いさせていただきます。

執筆者:
みどり整体グループ 代表 作野卓史
私の父は鍼灸師で、小さい頃から父の職場に行ったりして仕事風景は見ておりました。その影響もあり、高校卒業後すぐに鍼灸の大学へ進学しました。鍼灸師の資格を取るならセットで柔道整復師の資格を取るほうが良いと学校側にも言われ、鍼灸大学卒業後に柔道整復師の専門学校に入学しました。整骨院で働きながら学校に通っておりましたが、その整骨院では「野口整体」という施術を主に行なっておりました。そこでは働きながら野口整体を学ばさせて頂きました。
職場で習った野口整体を学校で同級生達に教えていると大変評判が良く、多くの生徒が私に教えて欲しいと集まって来ていたのを良く覚えております。
私はその頃から他人に施術をするのも、教えるのも大好きだったと思います。
そんな学生時代から20年以上経ちますが、当時から場所を変え形を変え、人に整体を教える勉強会は常に開催しておりました。教えた私の生徒数は100人を超えていると思います。
より多くの方に整体を教えていきたい伝えていきたいという気持ちで、現在はみどり整体グループ5店舗を運営しております。今後も生徒を育成し、活躍できる店舗も増やし、世の中の健康に悩む方々を一人でも多く救いたいと願い日々邁進しております。
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