スタッフブログ
ヘルニアの原因をご存知ですか?
こんにちは!松江市みどり整体多久和です。
「ヘルニアと診断されたけれど、原因がよくわからない」
「腰をかばっているうちに、体全体がこわばってきた」
「日常生活では、どんなことに気をつけたらよいのだろう」
このような疑問や不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、ヘルニアがつらくて来院される患者様は毎月1〜2名は初めての方がご来院され、そのうちの約7割が腰椎、約3割の頚椎のヘルニアで、まれに他の部位の方もおられますが、ほとんどの方が腰と首でヘルニアが発症しておられます。
ヘルニアについて理解するには、背骨の状態に加えて、普段の体の使い方や症状の変化にも目を向けることが大切です。今回は、主に腰の椎間板ヘルニアを取り上げ、原因と整体の視点から考える体の整え方、ご自宅でできるセルフケアをお伝えします。

ヘルニアの原因とは?整体の視点で考える体の整え方
目次
- ヘルニアとはどのような状態?
- ヘルニアの原因を理解しましょう
- 整体では体全体のつながりを見ます
- 整体によるサポートの内容と目標
- 今日から取り入れられるセルフケア
- 整体を受ける前に確認したい症状
- 自分の体を知ることから始めましょう
1.ヘルニアとはどのような状態?
背骨は、一つの長い骨ではなく、小さな骨が積み重なることでできています。その骨と骨の間にあるのが「椎間板」です。
椎間板は、体に加わる衝撃をやわらげるクッションのような役割を担っています。中心には「髄核」というゼリー状の組織があり、その周りを「線維輪」という丈夫な組織が囲んでいます。
この椎間板の一部が本来の位置から突出し、近くの神経を圧迫したり刺激したりすると、腰やお尻、脚に痛みやしびれが現れることがあります。これが、腰の椎間板ヘルニアでみられる状態です。
ただし、画像で椎間板の突出が確認されても、症状がない方もいます。そのため、「画像にヘルニアがある」という情報だけで、今感じている痛みの原因をすべて説明できるとは限りません。医療機関では、画像と症状、感覚や筋力などを合わせて判断します。
整体師の視点
体の状態を把握するときには、「どこが痛いか」に加えて、「いつから」「どの動作で」「どのように変わるか」を確認することが大切です。座っているとつらいのか、立ち上がる瞬間につらいのかによって、日常生活で見直すポイントも変わります。
2.ヘルニアの原因を理解しましょう
椎間板の変化と繰り返される負担
ヘルニアの原因には、年齢に伴う椎間板の変化や、繰り返し加わる力などが関係しています。前かがみでの作業や重い物を扱う動作などが、負担につながる場合もあります。喫煙も関係する要因として挙げられています。
ここで大切なのは、原因を一つに決めつけないことです。
「姿勢が悪かったから」「あの日、荷物を持ったから」と、ご自身を責める必要はありません。負担の積み重ねがあり、ある動作をきっかけに症状に気づくこともあります。
発症の原因と、今の負担を分けて考える
整体で見直したいのは、現在の生活の中で、つらさを増やしている動作や習慣です。
例えば、床の物を拾うときに腰だけを大きく曲げている、荷物を体から離して持っている、座り続けて症状が強まっている、といったことがないかを確認します。
これらを見直すことは、ヘルニアの原因を断定することとは別です。今の体に合った動き方を探し、日常生活での負担を調整するための取り組みになります。
「骨盤のゆがみだけが原因」とは言い切れません
骨盤や股関節の動きは、整体で確認するポイントの一つです。しかし、左右差があるから必ずヘルニアになるわけではなく、骨盤を整えれば椎間板の突出が元に戻るとも言えません。
体の左右差や硬さは、症状を理解するための手がかりとして扱い、医学的な診断と混同しないことが大切です。
3.整体では体全体のつながりを見ます
松江市・出雲市・米子市のみどり整体グループでは、症状がある部分だけでなく、一人ひとりの体の状態や生活にも目を向ける姿勢を大切にしています。公式に案内している施術でも、医学的な知識を踏まえ、日常生活がより快適になることを目指しています。
伝統的な整体には、体を部分ごとに切り離さず、動きや緊張、呼吸などを通して全体の状態を観察する考え方があります。
例えば、腰をかばって肩に力が入っていないか、立つときに片側へ体重を寄せていないか、痛みを怖がって息を止めていないか。こうした反応も、無理のないサポートを考える手がかりになります。
ただし、呼吸の浅さや肩の硬さを、そのままヘルニアの原因と断定するわけではありません。体がどのように負担を避けようとしているのかを観察する、という意味です。
整体師の視点
見た目を左右対称にすることだけを目標にせず、「楽に立てるか」「動いた後につらさが増えないか」を確かめます。強く刺激することより、その方が受け入れられる刺激の量と、施術後の反応を大切にします。

4.整体によるサポートの内容と目標
整体によるサポートは、症状の程度や医療機関での診断内容を踏まえて検討します。ここでは、手技と動作の確認を組み合わせる場合の例をご紹介します。実際の内容は、体の状態によって異なります。
① 症状と生活の聞き取り
まず、痛みやしびれの場所、症状が始まった時期、つらくなる動作を確認します。仕事内容や座っている時間、睡眠への影響、医療機関で受けた説明も重要な情報です。
「腰が痛い」という訴えでも、困っている場面は人それぞれです。靴下を履く、車から降りる、台所に立つなど、具体的な生活動作を共有することで、目標が明確になります。
② 無理のない範囲で動きを確認
立つ、座る、歩くといった動作を、症状を強めない範囲で確認します。腰だけでなく、股関節や背中がどのように動いているかにも目を向けます。
痛みを我慢して大きく曲げたり、何度も症状を再現したりする必要はありません。確認そのものが負担にならないことが大切です。
③ 周囲の筋肉への穏やかな手技
体の状態に応じて、背中やお尻、股関節周辺などの筋肉に、圧や動きを調整した手技を行うことがあります。目的は、過剰なこわばりや動きにくさへの対応です。
整体で椎間板を押し戻したり、突出した部分を取り除いたりすることはできません。期待する変化は、周囲の緊張や動作時の負担が軽くなることですが、反応には個人差があり、ヘルニアそのものへの治療効果を保証するものではありません。
④ 生活動作を一緒に見直す
施術に加えて、椅子からの立ち方、物の持ち方、作業中の休み方などを確認します。
例えば、物を持つときに体へ近づける、方向を変えるときは足も一緒に動かすなど、小さな工夫が役立つ場合があります。施術直後の感覚だけでなく、翌日や仕事中の様子まで含めて経過を見ることも大切です。
松江市・出雲市・米子市のみどり整体グループが大切にする、生活をより快適にするという考え方を、こうした日常の困りごとへのサポートにつなげていきます。
5.今日から取り入れられるセルフケア
セルフケアは、診断や症状に合わせて行いましょう。医師から動作について指示を受けている場合は、その指示を優先してください。
座り方は「楽さ」と「変化」を目安に
深く腰掛け、足裏が床につくように椅子の高さを調整します。背もたれを利用しても構いません。胸を張りすぎたり、腰を反らせ続けたりせず、楽に呼吸できる位置を探しましょう。
同じ姿勢が続いてつらくなる場合は、症状が強まる前に姿勢を変えます。立つ方がつらい方もいるため、全員に同じ休み方が合うわけではありません。
持ち上げる前に、物へ近づく
荷物は体から離すほど扱いにくくなります。まず近づき、足元を安定させ、可能な範囲で股関節と膝も使いましょう。
重い物は小分けにする、人に手伝ってもらうなどの工夫も有効です。痛みが出ているときに、正しいフォームだけで乗り切ろうとしないことも大切です。
楽な姿勢で、自然な呼吸を確認
椅子や寝具で楽な姿勢をとり、肩の力を抜いて、普段どおりの呼吸を数回繰り返します。大きく吸うことや、長く吐くことを無理に目指す必要はありません。
これはヘルニアを治す運動ではなく、力みや息を止める癖に気づくための方法です。痛みや息苦しさが出る場合は中止してください。
歩くなら短い時間から
医師から制限されておらず、歩いて症状が増えない場合は、平らな場所で短い時間から試します。距離や歩数の達成より、歩いている最中と、その後の症状を目安にしましょう。
脚の痛みやしびれが広がる、力が入りにくくなる場合は中止し、医療機関に相談してください。
「伸ばせばよい」と考えない
前屈や腰をひねる運動、脚を強く伸ばすストレッチが、症状を増やす場合があります。動画や知人の体験を参考にしても、同じ運動が自分に合うとは限りません。
整体師の視点
セルフケアの目標は、たくさん行うことではありません。「行った後も症状が増えず、生活が少し楽になるか」を目安に、無理なく続けられる方法を選びましょう。
6.整体を受ける前に確認したい症状
ヘルニアでは、神経への影響を確認する必要があります。特に、足の力が弱くなっている、歩きにくさが進んでいる、排尿や排便に変化がある場合は、整体を続けて様子を見るのではなく、医療機関での評価を優先してください。
尿が出にくい・出ない、股の間の感覚が鈍い、急に脚の力が落ちたなどの症状がある場合は、早急な受診が必要です。
また、しびれが続く方や、まだ診断を受けていない方も、まず医療機関に相談しましょう。整体は、医療機関で必要な診断や治療を受ける機会を妨げずに活用することが大切です。
7.自分の体を知ることから始めましょう
ヘルニアの原因は、一つの姿勢や一度の動作だけでは説明できないことがあります。大切なのは、状態を適切に確認し、現在の体に合った負担の減らし方を探すことです。
そのために、次の三つを簡単に記録してみてください。
- どの動作で、どこにつらさが出るか
- どの姿勢や休み方で楽になるか
- 痛み、しびれ、力の入り方に変化があるか
この記録は、医療機関や整体で状態を伝える際にも役立ちます。

松江市・出雲市・米子市のみどり整体グループでは、体について学び続け、一人ひとりの生活に寄り添う姿勢を大切にしています。ヘルニアという言葉に不安を感じている方も、まずは今困っていることを具体的にお聞かせください。
「仕事中に座っていられるようになりたい」「家事をもう少し楽にしたい」など、身近な目標を共有しながら、無理のない体の整え方を考えていきましょう。
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